[北京 23日 ロイター] - 中国財政省は23日、新エネルギー車(NEV)に対する補助金を今年10%削減すると発表した。政府によるNEVの購入は増やす。
同省の声明によると、NEV向けの補助金は原則として2021年に20%、2022年に30%減らす。
ただし、一定の条件を満たした公共目的の商用のNEVについては今年、補助金を削減しない。
NEV購入補助金は今年で打ち切らずに2022年まで継続する。NEVの購入に対する免税措置も2年間延長する。
補助金支給の条件となる航続距離と電力効率の基準はやや上げる。
中国の電気自動車(EV)メーカー、NIO(ニオ) (N:NIO)や北汽藍谷新能源科技 (SS:600733)が推進しているバッテリー交換が可能な車両の販売を当局が支援する方針も示した。
補助金支給の対象とする乗用車は30万元(4万2376.47ドル)未満の車両のみとする。
政府が利用する車両については、NEVを優先的に購入する方針。これ以上の詳細は不明。
今回の措置は4月23日から実施する。NEVには電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車が含まれる。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200423T111052+0000