ECB緊急債券購入、独仏などが小幅増額を提案=関係筋

Reuters

発行済 2020年06月05日 01:37

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は4日の定例理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の買い入れ規模の6000億ユーロ拡大を決定したが、独仏などがこれより小規模の拡大を提案し、増額幅を巡る討議は5000億─7500億ユーロの範囲で行われたことが関係筋の話で明らかになった。

関係筋によると、独仏のほかオランダなど数カ国が、市場で出ていた5000億ユーロ増額との見通しに沿って、小規模な増額を提案。一方、南欧1カ国が7500億ユーロの増額を提案した。