横田滋さん死去 “象徴”の喪失、救出運動の今後は

Sankei Newspaper

発行済 2020年06月10日 07:09

横田滋さん死去 “象徴”の喪失、救出運動の今後は

 拉致被害者の救出運動は平成9年3月25日の家族会結成が原点だ。国民が拉致の事実さえ知らなかった当時、親世代の家族はわが子に再び祖国の土を踏ませようと懸命に動いた。滋さんの死去で、未帰国被害者の親で存命なのは早紀江さんと有本恵子さん(60)=拉致当時(23)=の父、明弘さん(91)の2人だけとなった。

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