【中国を読む】「新時代」の日中協力の在り方 アジア経済研究所・江藤名保子

Sankei Newspaper

発行済 2020年08月03日 14:00

【中国を読む】「新時代」の日中協力の在り方 アジア経済研究所・江藤名保子

 日中関係に暗雲が垂れ込めている。5月以降、中国は香港問題で強硬措置を取っただけでなく、領土を主張する南シナ海、東シナ海、中印国境で現状変更を試みてきた。これに日本側は警戒認識を強め、米豪印など関係国との協力強化を探る。また米中対立は一層厳しくなり、先端技術に関わる経済分野では二者択一を迫られるリスクが高まっている。国際情勢が流動化する中で、日本は中国との協力をどのように進めるべきか。

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