韓国中銀、政策金利据え置き 今年のGDP予想は大幅下方修正

Reuters

発行済 2020年08月27日 11:21

[ソウル 27日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は27日、市場の予想通り政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、景気への影響が懸念されているものの、住宅価格が上昇する中、据え置きを決めた。

一方で中銀は、新型コロナ流行の国内経済への影響を懸念し、今年の国内総生産(GDP)見通しを大幅に引き下げた。

ロイター調査のアナリスト26人全員が据え置きを予想していた。

中銀の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は0220GMT(日本時間午前11時20分)に会見を開く。