マレーシア検察、1MDB巡りゴールドマン起訴取り下げ=国営通信

Reuters

発行済 2020年09月04日 15:19

[クアラルンプール 4日 ロイター] - マレーシアの検察当局は4日、マレーシア政府系ファンド「1MDB」の巨額汚職事件を巡り、約65億ドルの起債で投資家を誤解させた罪に問われていた米ゴールドマン・サックスの子会社3社への起訴を取り下げた。国営ベルナマ通信が報じた。

ゴールドマンは7月、同事件でマレーシア政府と和解金39億ドルの支払いで合意したと発表。

米司法省は1MDBから2009─14年の期間に45億ドルの資金が不正流用されたと推定しており、ゴールドマンが調達に関わった資金が含まれる。