真偽不明情報や“デマ”にも対応…災害情報をSNSで迅速に発信

Sankei Newspaper

発行済 2020年10月04日 17:00

真偽不明情報や“デマ”にも対応…災害情報をSNSで迅速に発信

 豪雨などの自然災害の発生時に、会員制交流サイト(SNS)や人工知能(AI)を活用して救助・被災情報を発信する動きが本格化している。7月に九州や中部地方で発生した豪雨でも、災害状況を利用者が共有するスマートフォン向けアプリが一定の効果を上げた。ツイッターの情報からAIが被災場所を割り出し地図に表示するシステムも開発され、政府もLINE(ライン)による避難情報の提供を検討。災害が多発・激甚化する中、被災情報をいち早く詳細に把握、共有することが何より重要になっている。

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