厳しい早期ロックダウンで景気回復加速、感染を大幅抑制=IMF

Reuters

発行済 2020年10月09日 01:21

[ワシントン 8日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は8日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、早い段階でロックダウン(都市封鎖)が実施されれば、感染拡大を大幅に抑制でき、その後の景気回復が加速化されるとし、感染が高水準で継続している間は経済活動再開を急ぐべきではないとの見解を示した。

IMFは次回の世界経済見通し(WEO)で、コロナ禍を受けたロックダウンで景気後退(リセッション)が引き起こされたほか、若年層や女性など脆弱な状態に置かれていた人々が最も大きな痛手を受けたとしながらも、感染拡大の抑制に効果があったと指摘。