暑さに強いコシヒカリ開発 新潟大が新品種 味は変わらず

Sankei Newspaper

発行済 2020年10月26日 14:00

暑さに強いコシヒカリ開発 新潟大が新品種 味は変わらず

 猛暑によるコメの品質低下を防ごうと、新潟大が暑さに強いコシヒカリの新品種を開発した。でんぷんを分解する酵素の働きが高温で活発化して白濁化するのを抑えたもので、味はほとんど変わらない。生育は良好で9月中旬に実際の水田で初収穫した。開発した新潟大農学部の三ツ井敏明教授(61)は「コシヒカリは新潟の誇り。ブランド維持に貢献したい」と意気込んでいる。

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