第3四半期のユーロ圏GDP、前期比+12.7% CPIは低下続く

Reuters

発行済 2020年10月30日 19:55

更新済 2020年10月30日 23:00

[ブリュッセル 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が30日発表した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)速報値は前期比12.7%増となり、予想の9.4%増を大幅に上回った。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で大幅なマイナス成長(11.8%)となった第2・四半期から急回復した。中でも、イタリア、フランス、スペインの回復が顕著だった。

前年比では4.3%のマイナス成長だったが、第2・四半期の同マイナス14.8%からは改善した。市場予想はマイナス7%だった。