大阪都構想 再否決も厳しい市財政、求められる起爆剤

Sankei Newspaper

発行済 2020年11月02日 21:55

大阪都構想 再否決も厳しい市財政、求められる起爆剤

 大阪都構想が平成27年に続いて再び住民投票で否決され、政令指定都市・大阪市の存続が決まった。全国で2番目に狭い大阪府の中心にあり、経済機能が集積する大阪市は「まんじゅうのあんこ」といわれ、戦前から府との間で再編論争が繰り広げられてきた。前回の住民投票後に発足した府市の会議体も対立の末に頓挫した経緯があり、「あんこ」論争が再燃すれば大阪の発展は望むべくもない。

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