調達額史上最大見込みのアリババ傘下企業が異例の上場延期 ジャック・マー氏らが中国当局の指導受け

Sankei Newspaper

発行済 2020年11月05日 03:59

調達額史上最大見込みのアリババ傘下企業が異例の上場延期 ジャック・マー氏らが中国当局の指導受け

 【上海=三塚聖平】中国電子商取引(EC)最大手のアリババ集団傘下の金融会社が、株式の上場目前に中国当局の指導を受けたことをきっかけに延期へと追い込まれる異例の事態に陥った。アリババ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が、金融当局に批判的な発言を行ったことが背景にあるとみられている。上場で史上最大の約3兆6000億円を調達する見通しだっただけに、延期が各方面に与える影響は小さくない。

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