米経済なお「深い穴」、感染拡大は成長鈍化リスク=NY連銀総裁

Reuters

発行済 2020年11月14日 01:00

[13日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は13日、国内経済はプラスの軌道に乗っているとしながらも、なお「深い穴」から脱出できておらず、新型コロナウイルス感染拡大で経済成長が鈍化する恐れがあるとの認識を示した。

ウィリアムズ総裁は英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙のインタビューに対し「このところの感染急増で、経済がこの時期を乗り切れるか大きな疑問が出ている。経済成長は第4・四半期、および来年初旬にやや鈍化する恐れがある」と指摘。事態収束は新型ウイルス感染症のワクチンと治療薬の開発にかかっていると述べた。