ユーロ圏の銀行、資本バッファーで損失吸収を=ECB副総裁

Reuters

発行済 2020年11月16日 19:00

更新済 2020年11月17日 03:27

[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は16日、ユーロ圏の銀行に対し、今後も資本バッファーを活用して損失を吸収すべきであり、実体経済への与信を抑制すべきではないとの認識を示した。

新型コロナウイルスの流行による景気後退から回復するには時間が必要だとの見方も示し、銀行の不良債権処理を支援するため、国と欧州連合(EU)の双方のレベルで包括的な対策を編み出す必要があると訴えた。