ゾンビ企業恐れ、プリマチュアに緩和終了は適切でない=日銀総裁

Reuters

発行済 2020年11月18日 13:07

[東京 18日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は18日、衆院財務金融委員会で、経済が持続的な回復軌道に乗り物価安定目標が実現されようとしているタイミングではないときに、ゾンビ企業の出現を恐れて「プリマチュア(拙速)に金融緩和をやめるということは適切ではない」と述べた。「景気後退の時に、金融政策が非常に重要な役割を果たすということは事実だ」とも指摘した。前原誠司委員(国民民主党・無所属クラブ)の質問に答えた。