現在の資産購入は「快適」、追加緩和に反対せず=シカゴ連銀総裁

Reuters

発行済 2020年12月05日 01:57

更新済 2020年12月05日 12:37

[4日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は4日、連邦準備理事会(FRB)による現在の資産買い取りペースは「快適」とした上で、今後数カ月間もそうした状況が継続する公算が大きいと表明した。ただ、追加緩和に反対しない考えも示した。

「追加緩和に反対しているわけではなく、追加緩和の適切な時期が見えないだけだ」と記者団に指摘。債券買い取り計画に関し、さらにガイダンスを示すことさえ時期尚早となりかねず、「変更の必要性は当面ないと考えている」と述べた。