日銀12月短観 遠い「コロナ前」、投資・雇用厳しく

Sankei Newspaper

発行済 2020年12月15日 14:54

日銀12月短観 遠い「コロナ前」、投資・雇用厳しく

 12月の日銀短観は、代表的な指標である大企業製造業の業況判断指数(DI)が2四半期連続で改善したものの、新型コロナウイルス感染症の影響でマイナス圏が続き、コロナ禍前の水準には戻っていない。感染の再拡大もあり、企業は設備投資や新卒採用といった先行きの企業活動に慎重な姿勢を崩しておらず、景況感の回復ペースは鈍い。

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