Reuters
発行済 2021年01月18日 07:48
更新済 2021年01月18日 10:00
[17日 ロイター] - バイデン次期米大統領が財務長官に指名したイエレン連邦準備理事会(FRB)前議長は、19日の上院指名承認公聴会で、市場が決定する為替レートへのコミットメントを確認するとともに、ドル安を目指さないと明言するとみられる。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が17日、バイデン次期政権当局者の話として報じた。
WSJによると、イエレン氏は新政権の為替政策に関する質問には、「米ドルや他の通貨の価値は市場により決定されるべきだ。市場は景気動向を反映するよう適応し、おおむね世界経済の調整を促す」との考えを示す。
さらに同氏は「米国は競争上の優位性を得るために通貨安を後押しすることはない」とし、「他国によるそのような取り組みには反対すべき」と述べるとみられる。
イエレン氏の政策は、新政権で予想されていた通り、米国の従来の為替政策への回帰を示すものとなる。
トランプ大統領は他国に競争上の優位を与えているとして、数年にわたりドル高を批判してきたが、昨年5月にドル高を容認する立場に転じた。
イエレン氏の上院承認はほぼ確実視されており、同氏はバイデン新政権でいち早く承認される閣僚となる見通し。
バイデン氏の政権移行チームはイエレン氏の公聴会についてコメントの要請に応じていない。
*内容を更新しました。
が書いた: Reuters
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。