米経済成長率、今年は約5% 過小評価の公算も=ダラス連銀総裁

Reuters

発行済 2021年02月23日 01:29

[22日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は22日、今年の米経済成長率は約5%になるとの見通しを改めて表明した。ただ、パンデミック(世界的大流行)収束後の経済の力強さを過小評価している可能性があると述べた。

カプラン総裁は国際エネルギーフォーラムで、新型コロナウイルスワクチンの接種が進む中、6月までに人々はより大きく経済に関与していくとし、「第3、第4・四半期には人の移動と(経済への)関与が大幅に改善する」と予想。「見方に誤りがあれば、リスクは上向きだ。経済成長ペースはより速くなる可能性がある」と述べた。