少なくとも2025年までは赤字国債発行せざるを得ない財政状況=麻生財務相

Reuters

発行済 2021年02月24日 10:09

[東京 24日 ロイター] - 麻生太郎財務相は24日の衆院財務金融委員会で、中期的な財政状況について「少なくとも令和7年(2025年)までの間は、引き続き特例公債(赤字国債)を発行せざるを得ない状況であることは明らか」との認識を示した。公債償還の姿勢そのものは「保っていかないと金利マーケットに悪影響を与える点も踏まえ、しっかり対応していく」と述べ、基礎的財政収支(PB)黒字化に向け歳出・歳入両面の取り組みを継続する考えも示した。野田佳彦委員(立民)への答弁。