金融市場、緩和「出口」を意識 東証急落

Sankei Newspaper

発行済 2021年02月27日 06:08

金融市場、緩和「出口」を意識 東証急落

 金融資本市場で、2013年5月の「バーナンキ・ショック」再来への懸念がくすぶっている。当時は米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和策の早期縮小を示唆し、大混乱を引き起こした。今回の米長期金利の急騰を引き金とした株安の連鎖は、金融緩和を手じまいする「出口」戦略を早くも意識した市場が、中央銀行を試す動きといえる。

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