急回復も零細企業は苦しく 米中対立や不動産バブルなど懸念多い中国経済

Sankei Newspaper

発行済 2021年04月17日 02:56

急回復も零細企業は苦しく 米中対立や不動産バブルなど懸念多い中国経済

 【北京=三塚聖平】過去最高の伸びとなった中国の2021年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は、新型コロナウイルスの流行を強権的な手法で押え込んだことが奏功した。ただ、急激な景気回復を実感できない零細企業が多いほか、企業債務の膨張や不動産バブル懸念、米中対立など不安材料が山積しており、中国経済の先行き不透明感は払拭できていない。

サンケイビズを読み続ける