バイデン氏、インフラ投資計画で「妥協も」 超党派議員らと会談

Reuters

発行済 2021年04月20日 04:33

更新済 2021年04月20日 07:45

[ワシントン 19日 ロイター] - バイデン米大統領は19日、超党派の議員らと会談し、2兆ドルを超えるインフラ投資計画について、妥協する用意があると明言した。

「私たちに何ができるか、何に協力できるかを見極める用意がある」とした上で「みんながインフラ投資計画に賛成しているのは分かったが、問題は誰がその費用を負担するかだ」と述べた。

会合には、民主党からジョン・ヒッケンルーパー上院議員、ジーン・シャヒーン上院議員、エマニュエル・クリーバー下院議員、チャーリー・クリスト下院議員、ノーマ・トーレス下院議員、共和党からジョン・ホーベン上院議員、ミット・ロムニー上院議員、カルロス・ヒメネス下院議員、ケイ・グレンジャー下院議員が出席した。

出席した議員は全員が知事や市長の経験者。バイデン氏は、超党派の合意に向けて、譲歩を探る経験を持つ州・地方の元指導者を出席者に選んだと説明した。

シャヒーン上院議員は会合後、与野党には「インフラ投資の優先課題を巡り一致点がある。実現が可能であり、そうすべきだ」と述べ、超党派合意に楽観的な見方を示した。