米経済、FRB見通しより力強い可能性=ボウマン理事

Reuters

発行済 2021年05月06日 00:18

更新済 2021年05月06日 00:28

[ワシントン 5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は5日、米国の失業率はFRBが3月に示した見通しよりも速く低下し、経済は予想よりも速いペースで成長している可能性があると述べた。

ボウマン理事は、自身の見通しは3月の時点ではFRB当局者の中核的見通しと一致していたとしながらも、「経済活動が上向き、特に新型コロナウイルス感染拡大に起因する一段の悪化を巡るリスクが後退していることが、入手されるデータで示されている」と指摘。実質経済成長率は3月にFRBが公表した当局者の見通しの5.8─6.6%に「近づくか、上限を上回る」可能性があると述べた。