米雇用の伸び鈍化「一過性」、再開の複雑性反映=シカゴ連銀総裁

Reuters

発行済 2021年05月10日 22:58

更新済 2021年05月11日 04:27

[ワシントン 10日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は10日、4月の米雇用統計で雇用の伸びが予想を大幅に下回ったことについて、新型コロナウイルス禍後の経済活動の再開が複雑であることを反映しているとし、「一過性」の公算が大きいとの見方を示した。

エバンズ総裁はCNBCに対し「単月の動きだと考えている。年内は雇用の伸びが力強い状態が続くとみている」と述べた。