欧米の批判に耳貸さず 記者拘束のベラルーシ、強権を加速

Sankei Newspaper

発行済 2021年05月25日 05:59

欧米の批判に耳貸さず 記者拘束のベラルーシ、強権を加速

 【モスクワ=小野田雄一】ベラルーシ当局による旅客機の強制着陸と反体制派ジャーナリストの拘束問題で、同国のルカシェンコ政権は欧米諸国の批判に耳を貸さず、釈放要求にも応じない構えだ。同政権は昨年8月の大統領選をめぐる抗議デモを力で弾圧し、民主主義や自由を求める欧米との関係が悪化。欧州連合(EU)加盟国を挑発するような今回の行動は、ルカシェンコ大統領の強権ぶりを改めて鮮明にした。

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