「デジタルルピア」発行を計画、インドネシア中銀総裁が表明

Reuters

発行済 2021年05月25日 20:05

[ジャカルタ 25日 ロイター] - インドネシア銀行(中央銀行)のワルジヨ総裁は25日、デジタル通貨発行を計画しており、プラットフォーム選定について検討していると明かした。

インドネシアは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でオンライン取引が大幅に増加したことを受け、デジタル決済の推進を主要政策の一つに掲げている。

中銀データによると、4月のデジタルバンキングプラットフォームの取引回数は前年比60.3%増の5億7000万回超となり、取引額は46%増の3114兆1000億ルピア(2174億ドル)に達した。