報道含む五輪関係者のワクチン接種、組織委が検討中=坂井官房副長官

Reuters

発行済 2021年06月09日 17:19

[東京 9日 ロイター] - 坂井学官房副長官は9日午後の会見で、国内報道関係者を含めた東京五輪関係者の新型コロナワクチンの接種については、東京五輪組織委員会などが対象の範囲を検討中であり、日本政府として調整が速やかに進むよう促していくとの見解を示した。

国内の報道関係者は五輪競技場で五輪に参加する選手と接触するため、早急なワクチン接種が必要ではないかとの質問に対し、坂井副長官は国際オリンピック委員会(IOC)から東京五輪組織委に大会関係者を対象にファイザー製ワクチンの無償提供の提案があったことをあらためて説明した。その上で組織委員会などで「接種対象者について検討が進められており、注視している」と述べた。