アルケゴス問題は大変残念、教訓の洗い出しが必要=金融庁長官

Reuters

発行済 2021年06月14日 17:00

[東京 14日 ロイター] - 金融庁の氷見野良三長官は14日、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントをめぐる巨額損失問題について、リーマン危機以降にさまざまな規制改革を進めたにもかかわらず、リスク管理の基本のようなことで大規模な損失事例が発生し、大変残念だと述べた。

金融システム不安には発展しなかったものの、教訓の洗い出しが必要だとの認識を示した。