米消費者、物価動向と労働市場を楽観視=NY連銀5月調査

Reuters

発行済 2021年06月15日 04:29

[14日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が14日に公表した5月の月次調査で、物価、住宅価格、収入、労働市場に関する期待が膨らみ、米国の消費者が経済は来年にかけて上向くとの見方を示していることが分かった。

1年先インフレ期待の中央値は4.0%と、前月の3.4%から上昇し、2013年の調査開始以来の高水準を付けた。3年先インフレ期待は3.6%と、3.1%から上昇。これまでで2番目に高い水準となった。