高インフレは一時的、今秋には労働供給増加=ミネアポリス連銀総裁

Reuters

発行済 2021年06月26日 00:19

更新済 2021年06月26日 01:09

[25日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は25日、直近の高インフレが持続せず、今秋には多くの米国人が復職するとの見通しを示した。

オンラインイベントで、学校や保育施設の閉鎖、新型コロナウイルス感染への懸念、失業給付の上乗せという労働供給を妨げる3つの主要因が解消されれば、「今秋には労働供給が大幅に増加するはずだ」と指摘。また、概して労働力不足を訴える雇用主に対し懐疑的とし、雇用主の大半は賃金引き上げに対して消極的だと語った。