米中、平和的な共存可能 課題は山積=米アジア担当高官

Reuters

発行済 2021年07月07日 01:12

[ワシントン 6日 ロイター] - 米国のインド太平洋調整官カート・キャンベル氏は6日、米中の平和的な共存は可能としながらも、中国は積極性を増しているとし、課題は山積しているとの認識を示した。

キャンベル氏はシンクタンクのアジア・ソサエティーが主催したイベントで、バイデン大統領が年内に「クアッド(​QUAD)」と呼ばれる日米豪印4カ国の首脳会議を主催すると表明。米国は中国に対応する上で、この4カ国の枠組みを重視している。

バイデン氏と中国の習近平国家主席との会談は10月の20カ国・地域(G20)首脳会議の際に実現するかとの質問に対しては、「それほど遠くない将来に何らかの取り組みが行われると予想している」と述べるにとどめた。