米、ヨルダンを優遇 中東政策の転換象徴

Sankei Newspaper

発行済 2021年07月21日 15:01

米、ヨルダンを優遇 中東政策の転換象徴

 バイデン米大統領は19日、中東諸国の指導者で最初の直接会談の相手に小国ヨルダンのアブドラ国王を選んだ。これは、武器取引などの成果を重視するトランプ前大統領の「利益追求型」外交から、地域の安定化を重視する「バランス型」への転換を象徴するものだ。同時に、王室内での「クーデター未遂」も取り沙汰された国王への支持を表明し、自身の中東政策への協力を固めた。

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