ECB、9月はPEPPの判断見送りへ 「デルタ株」不透明=関係筋

Reuters

発行済 2021年07月24日 00:22

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の当局者らは、新型コロナウイルスの感染動向が不透明なことから、9月の段階でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の先行きについて判断を下すことはない見通しだ。

前日の理事会では、先行きの政策指針である「フォワードガイダンス」を変更し、低金利をさらに長期間継続する姿勢を示したものの、PEPPについては現行の規模である1兆8500億ユーロを少なくとも2022年3月末まで行うと確認するにとどめた。