独GfK消費者信頼感指数、8月は-0.3 前月から横ばい

Reuters

発行済 2021年07月28日 16:38

[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが28日発表した8月の独消費者信頼感指数はマイナス0.3で、前月から横ばいだった。

消費意欲は高まったものの、新型コロナウイルスの流行に対する懸念で、景気の先行きに対する楽観度は前月から低下した。

調査は約2000人を対象に実施した。ロイターがまとめた市場予想は1.0だった。

ドイツでは7月初旬以降、新型コロナの感染が再拡大している。感染力の強いデルタ株の流行が主因。

GfKの研究員ロルフ・ビュルクル氏は「これが現在、消費者心理の大幅な改善を阻む要因となっている」としながらも、国内市場が下半期の経済成長に寄与するとの見方を示した。

ドイツでは人口の約60%が、新型コロナワクチンの1回目の接種を終えている。ワクチン接種が完了した人は人口の約半分。

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