イエレン氏、インフラ法案可決呼び掛け 年内にインフレ低下へ

Reuters

発行済 2021年08月04日 23:30

更新済 2021年08月05日 04:45

[アトランタ 4日 ロイター] - イエレン米財務長官は4日、超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案は賃金や人種の不平等を是正し、気候変動の緩和にもつながるとし、法案可決を呼び掛けた。

ジョージア州アトランタでの講演で、現在上院で審議されているインフラ投資法案は、1950年代にアイゼンハワー政権下で着手された州間高速道路の建設以来の最大のインフラ投資だと指摘。「輸送および道路プロジェクトに資金を提供することで、成長しているコミュニティーと多くの人々とをつなげ、成長していないコミュニティーに成長をもたらす」と述べた。

また、50万カ所の電気自動車用充電ステーションへの投資は、よち環境に優しく、耐性のある経済への移行を加速させるとした。