みずほ銀障害、金融機関の信頼損なうもので「誠に遺憾」=官房長官

Reuters

発行済 2021年08月20日 12:51

[東京 20日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は20日の定例会見で、みずほ銀行でこの日発生したシステム障害について、「金融機関の信頼を大きく損なうものであり、誠に遺憾だ」と語った。

官房長官は「同行は2-3月にかけて4回障害を起こし個人、法人の利用者に大きな影響を及ぼしている」と指摘。同行に対して原因究明と再発防止の徹底を求めるとともに、金融庁においてもしっかり対応していきたいと語った。

<学校一斉休校、要請する考えない>

新型コロナウイルスの感染急拡大により、北海道から緊急事態宣言、宮崎県からまん延防止等重点措置の適用を申請があったとして、「政府としては要請があれば速やかに検討する」とした。専門家などから提言の出ている緊急事態宣言の全国拡大は「一部自治体に過剰な規制となる」と慎重な姿勢を改めて示した。

子どもの感染拡大に関しては「地域一斉の休校措置を国として要請する考えはない」と述べた。理由として「子供は家庭だけでなく学校などで育まれることを大事にしたい」と説明した。