テーパリング終了後速やかに保有資産縮小すべき=セントルイス連銀総裁

Reuters

発行済 2021年09月29日 01:07

[ワシントン 28日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、米連邦準備理事会(FRB)は来年の債券購入プログラム終了後、8兆ドル超に及ぶバランスシートを速やかに縮小させるべきと述べた。また、高インフレを背景に2022年の2回の利上げを含む一段と積極的な措置が必要になる可能性があると警告した。

インタビューで、22年のインフレ率は先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示された見通し(2.2%)を上回る2.8%で推移すると予想。インフレ率は自然と幾分鈍化するとの見方に賛同するとしながらも、長期にわたる円滑なインフレ鈍化を実現するためにはFRBの取り組みが一段と必要だとした。