中国、セキュリティー法上のデータ分類を定義 草案公表

Reuters

発行済 2021年09月30日 20:11

[北京 30日 ロイター] - 中国政府は30日、今月1日に施行したデータ安全法(データセキュリティー法)について、「中核データ」「重要データ」などの定義を定めた草案を公表した。

同法は、国内のすべての企業に対し、取り扱うデータを複数のカテゴリーに分類することを義務付け、データの保存・移転方法を定めている。

ただ、法律の専門家の間では、データの定義が明記されていないといった批判が出ていた。

今回の草案では「普通データ」「重要データ」「中核データ」の定義を明記。

普通データは、社会全般に及ぼし得る影響が最低限か、少数の個人・企業にしか影響しないデータ。