外貨準備高のドル比率、第2四半期は59.2% 安定推移=IMF

Reuters

発行済 2021年10月01日 02:02

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)が30日発表したデータによると、世界の中央銀行が保有する外貨準備高におけるドルの比率は第2・四半期で59.2%と、第1・四半期の59.5%から安定的に推移した。

オンライン外為ブローカーXMのシニア投資アナリストは「利回りが上昇している状況の中で債券も円も金も特に魅力的でないため、基軸通貨であるドルが全ての資産クラスの中で唯一残されたディフェンシブヘッジであることはほぼ間違いない」とした。

ドル指数 は第2・四半期に約1%下落。第1・四半期には3.6%上昇していた。第3・四半期は2.1%高となる見込み。