米雇用情勢、「停滞」と呼ぶのは時期尚早=SF地区連銀総裁

Reuters

発行済 2021年10月11日 07:21

[10日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は10日、雇用情勢が「停滞している」と宣言するのは早すぎると発言した。

デイリー氏は、CBSテレビの番組「フェイス・ザ・ネーション」に出演し、9月の米雇用者数が2カ月連続で期待外れの伸びにとどまったことについて聞かれると「特にデルタ株(の影響)に関連して、こうした浮き沈みは続いていく。だからこれを停滞と呼ぶのは時期尚早だと思うが、新型コロナウイルスとデルタ株が労働市場に与えている痛みを目の当たりにしているのは間違いない」と語った。