来月のテーパリング開始支持、利上げに向け準備=セントルイス連銀総裁

Reuters

発行済 2021年10月13日 06:28

[12日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は12日、連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向け必要に応じて利上げに踏み切れるよう、テーパリング(量的緩和の縮小)を来月に開始し、来年春までに完了させる案を支持すると述べた。

ブラード総裁はCNBCのインタビューに対し、インフレが高止まりしたり、将来的に一段と上昇したりする状況に備えておきたいとし、「より迅速に行動しなければならなくなった場合、必要に応じて来年の春、もしくは夏に行動を起こせるようにしておきたい」と語った。