Reuters
発行済 2021年10月15日 11:48
[14日 ロイター] - 米ニューヨーク(NY)連銀の執行副総裁でシステム公開市場勘定(SOMA)管理者を務めるロリー・ローガン氏は14日、連邦準備理事会(FRB)が今年設置した国内常設レポファシリティーについて、来年初めまでに各銀行に開放される可能性があると述べた。
金融機関はオーバーナイトベースで資金の借り入れが可能となる。同氏によると、FRBは今月に入ってから各行からの申請受付を開始しており、既にいくつかの銀行から申請を受けたという。
ファシリティーは現在、プライマリーディーラーのみがアクセス可能となっている。
ローガン氏は国内向けと海外向けがある常設レポファシリティーについては、特別な場合に備えた安全網として機能させることを意図しており、その他のツールのように定期的な利用は見込んでいないと述べた。
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