ロシア中銀、政策金利6%超維持 少なくとも23年半ばまで=総裁

Reuters

発行済 2021年11月16日 00:54

[モスクワ 15日 ロイター] - ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は15日、国内で懸念されているインフレを鈍化させるため、少なくとも2023年半ばまで政策金利を6%以上に維持すると述べた。

議会下院での22─24年の金融政策見通しに関する証言で「インフレは国民の貧困化を招く現実の災害だ。われわれが非常に懸念しているインフレ期待の高まりとそれに伴う金融行動への影響は、国民がいかにインフレを恐れているかを示している」と指摘。「何としてもインフレ率を目標の4%に戻さなければならない」とした。