日本政府、到着便の一律予約停止を撤回 帰国需要に配慮

Reuters

発行済 2021年12月02日 11:59

更新済 2021年12月02日 13:00

[東京 2日 ロイター] - 政府は2日、航空各社に要請した日本到着便の新規予約の一律停止を取りやめた。海外にいる日本人の帰国需要に配慮し、入国者の少ない日は日本人の予約を受け付けることを検討する。航空会社は予約の一部再開に動き出した。

松野博一官房長官が同日午前、一律の予約停止要請の撤回を明らかにした。松野長官は記者会見で、前日の要請について「入国者総数を1日5000人から3500人に縮減したことを受け、国土交通省が11月29日に取り急ぎの措置として、緊急避難的対応として予防的観点から講じたもの」だったと説明した。