IMFチーフエコノミスト、オカモト筆頭副専務理事の後任に

Reuters

発行済 2021年12月03日 10:10

[ワシントン 2日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は2日、2022年初めに退任するジェフリー・オカモト筆頭副専務理事の後任に、チーフエコノミストのギタ・ゴピナート氏を指名した。

ゴピナート氏は来年1月にIMFを離れてハーバード大学に復職する予定だったが、ゲオルギエワ専務理事の下、幅広い政策を担うポストでIMFに留まることを決めたという。

ゲオルギエワ氏は、女性として初めてIMFチーフエコノミストを務めたゴピナート氏について、新型コロナウイルス流行の影響でIMF加盟国が直面するマクロ経済上の課題が増大する中、ナンバー2の職務に必要な専門知識を備えていると指摘。「彼女は適時の適任者だ」と評価した。