Reuters
発行済 2022年01月20日 10:46
[シドニー 20日 ロイター] - 豪ウエストパック銀行のアナリストは20日、豪準備銀行(中央銀行)が早ければ8月にも利上げに踏み切る可能性があるとの見方を示した。インフレや賃金上昇の加速が新型コロナウイルス感染急拡大による経済への影響を上回るとした。
ウエストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏はオミクロン株の感染拡大について、1月に経済への大きな影響が見込まれるが、感染のピークが過ぎれば成長は回復すると予想。
「想定よりかなり速いインフレと賃金上昇の加速」を踏まえて金利見通しを修正したとし、8月に15ベーシスポイント(bp)、10月に25bpの追加利上げが行われるとの見方を示した。
ウエストパックはこれまで、利上げは2023年2月以降と予想していた。
豪中銀は、国内の賃金上昇やインフレは多くの先進国ほど加速していないとして、22年に利上げする可能性は低いと繰り返し表明している。
が書いた: Reuters
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