シンガポール、物価予測見直し コアインフレが14年7月以来の高水準

Reuters

発行済 2022年01月24日 15:48

[シンガポール 24日 ロイター] - シンガポール政府は24日、公式インフレ予測を見直す方針を示した。12月のコアインフレ率が前年比2.1%と、2014年7月以来の高水準となったことが背景。

ロイターがまとめた市場予想は1.7%上昇だった。

シンガポール金融管理局(MAS)は昨年10月に3年ぶりに金融政策を引き締めた。次回4月の政策見直しでも追加の引き締めが予想されている。

総合インフレ率は4%で、約9年ぶりの高水準。市場予想の3.75%を上回った。

航空運賃や新型コロナウイルスの検査コストが急上昇した。