Reuters
発行済 2022年02月04日 20:26
更新済 2022年02月04日 20:36
[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が4日公表した専門家予測調査(SPF)によると、ユーロ圏のインフレ率は来年に2%を下回る可能性がある。
ECBは3日、主要政策金利を予想通り据え置いた。同時にインフレリスクが増大していることを認め、年内に利上げに動く可能性を排除せず、ハト派スタンスからの転換が鮮明となった。
SPFは通常、政策議論の重要な材料となっている。
今回のSPFでは、今年のインフレ率は3%と予測されており、ECBの予測である3.2%を下回った。2023年には1.8%に鈍化する可能性があり、これはECBの予想と一致している。
インフレ率はその後、24年に1.9%まで上昇し、26年と定義される長期的には2%まで上昇すると見られている。
また、今年の経済成長率はECBの12月の予測と同じ4.2%と予想。23年に2.7%に減速し、ECBスタッフの予測の2.9%を下回る見込み。
が書いた: Reuters
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