Reuters
発行済 2022年02月14日 08:35
[11日 ロイター] - フィラデルフィア地区連銀が11日に公表した調査によると、第1・四半期の米国経済の成長率は1.8%と予想されており、昨年11月の予想値(3.9%)から下方修正された。
2022年通年の国内総生産(GDP)は3.7%増と見込まれている。11月の予想は3.9%増だった。
国内の雇用者数は毎月約43万人増える見通し。このペースで増加すれば、半年以内に雇用者数はコロナ禍前の水準に戻るとみられる。
物価上昇ペースは、長期的には現行ペースよりも緩やかになると予想されている。
個人消費支出(PCE)価格指数の前年比の伸びは、第1・四半期には平均4.7%となり、第2・四半期には3%に鈍化する。また、今後10年の平均は2.2%と、米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%を若干上回る見通し。
これとは別に同日発表された米ミシガン大学の2月の消費者信頼感指数(速報値)は61.7と、1月の確報値67.2から低下し、2011年10月以来の低水準となった。
期待インフレ率は1年先が5.0%と、4.9%から上昇。08年7月以来の高水準となった。5─10年先は3.1%と、横ばいだった。
が書いた: Reuters
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